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「正当なお金儲け」を目指すという話

「正当なお金儲け」を目指すという話

こんにちは。
社長です。

うっかりしていたら、前回の更新から結構時間が経ってしまいました。
その間にも、若手達が素敵な記事をたくさん書いてくれています。
ご覧いただけましたか?

さて、前回は「面白いゲームを死ぬまで作るために」という話を書きました。
今日はその続き。

正当な利益の追求

GAGEXでは「正当なお金儲けを目指す」ことを、旗印のひとつにしています。

つまり、「正当な利益」を追求するということです。

ここで言う「正当な利益の追求」には、大きく分けてふたつの意味があります。

ひとつは、「不当な利益」の反対語としての意味です。

不正な方法を使ったり、必要以上に利用者の悪感情や射幸心を煽ったり、錯誤を誘ったりするような、お金儲けの方法のことです。

GAGEXでは、もちろんこういった方法を好みません。

不当な方法でお金儲けをしない、という決意の表れでもあります。

ただ、本当に重要なのはもうひとつの方の意味です。

正当な価値と対価の交換

「おもしろいゲーム」があったとき。

そのゲームは「おもしろい」という価値を持っています。

価値は、対価、つまりお金と交換することができます。できるはずです。

これを我々は「正当な対価」と呼びます。

良いものを作ったので、当然の権利として、胸を張って対価を要求する。

つまり、お金を払っていただく。

美味しいご飯を提供する料理人がそうであるように、

面白いゲームを作る我々も、そうでありたいと思います。

この当たり前のことの繰り返しが、我々の言う「正当な利益の追求」です。

価値と対価の循環が正しい市場を生む

なぜ、そんなにお金儲けにこだわるのか?

考えてみてください。

あなたがもし、何らかの「良いもの」を作れたとして、しかし、それでちっとも裕福になることができないとしたら?

あなたはそれを、自分の生業として、仕事として生きていこうと思えるでしょうか。

ゲームに限らず、エンターテインメントの仕事は従事者の「好き」「やりたい」気持ちに寄りかかって成立している側面が、残念ながらあると思います。

しかし、それでは健全な市場は育ちません。

良いものを作った人が、その正当な対価をきちんを受け取る。裕福になる。安心して暮らせる。

それを見た後進の若者たちが、憧れと向上心を持って、同じ世界に飛び込んでくる。

そういった正しい循環がつづいて欲しいと思うのです。

綺麗事でしょうか。

ゲームパブリッシャーの使命

我々ゲームパブリッシャーの使命とは、正当な価値と対価の循環が途切れることのないように、「正当なお金儲け」の方法を、日夜考え続けることだと思っています。

面白いのでお金を払う、もっと面白ければもっと払う、という真っ当な商売をきちんと成立させること。

面白いものを作った人、お客様を楽しませた人がエライという当たり前のことをきちんと守っていくこと。

今のところ、極めてささやかな規模でしかありませんが、GAGEXではこれを理想としてゲームを作っています。

 

まとめ

と、いうことで。

GAGEXでは、こんな綺麗事に共感してくれる仲間を募集中です。

簡単に成し遂げられる目標ではないので、相応の覚悟と実力が必要です!

我こそは! という方との出会いを、首を長くして待っています。

この記事は1年以上前の記事で内容が古くなっている場合があります。

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imura

imura

代表取締役

1976年2月、東京都生まれ。B型の水瓶座。
幼少の頃よりファミコンとジャンプに抱かれて育つ。

いつかゲームメーカーを経営することを夢見るモテない少年期を過ごす。
学生時代は麻雀(弱い)と格ゲー(弱い)にまみれて過ごし、2年留年。
恐怖の大王が降ってこないことを確認した後、就職する。

その後、大手ゲームパブリッシャーでのモバイル(フィーチャーフォン)向けコンテンツ事業の経験を経て、2011年春、株式会社GAGEXを設立。

初めて触ったパソコンはPC-8801mkIIFR。
趣味は読書と映画、いずれも最近は摂取する時間なし。

2児の父。