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【社員インタビュー】企画職インターン 佐藤竜之介さん

2020.03.13

【社員インタビュー】企画職インターン 佐藤竜之介さん

こんにちは。マッチョさんです。

もうすぐ冬も終わり、春の季節がやってきますね。

今回はGAGEXインターンの中でも2年という長い年月、スタッフとして一緒に働いている方をご紹介します。

社員インタビュー第4弾は、インターン生で企画職(プランナー)として働く

佐藤竜之介(さとう りゅうのすけ)さんです。

 

 

Q. 自己紹介と業務内容について教えてください

インターン生の佐藤竜之介です。法政大学文学部日本文学科4年生で、主に伝統芸能の「能楽」について学んでいます。最近書き終えた卒業論文では、なぜ能が現代のエンターテインメントとして受け入れられないのかについて書きました。

インターンの職種はプランナーです。企画する仕様書の作成やゲーム内イベントシーンの演出制作、 BGMの設定やデバッグの作業など幅広く担当しています。

 

ゲーム制作は「初心者」からスタート

Q. プランナーを志した理由は?

大学2年生のときにゲームを作りたいと思い立ちました。もともとゲームは好きだったのですが、実際に作るとなるとゲームに関しての専門的な知識がありませんでした。ゲームってどうやって作るんだろう? プログラミングのプの字も知らず、絵に関しても授業中にする落書きレベルで全く使えたものではない…といった感じで。こんな感じではゲームなんてとても作れないのではないかと思ったのですが、インターネットで「ゲーム 職業」と検索してみたところどうやらプランナーという仕事があるらしいことを知りました。仕事内容を見てみたらプランナーとは「企画」のことでした。今考えてみるとすごく生意気なんですが、当時はこれなら自分にもできるかもしれない!と思ったんです。ですから最初は本当に安直な理由でプランナーを志望しました。

 

Q. そもそもゲームを作りたいと思ったきっかけは?

以前とあるIT企業で営業のインターンをやっていたことがあります。ネットショッピングなどの通販サイトにある個人情報を入力するフォームを、より快適にする商品を企業向けに販売していました。もちろん一生懸命仕事をしていましたが、あるとき営業をしていて数字が取れても全然嬉しくない、契約が取れても全然嬉しくないと感じるようになったんです。なぜ楽しくないのかと考えたときに、それが自分の作ったものではないからだということに気づきました。自分にとってはその仕事にやりがいが感じられず、何か別の道を模索しました。

そんなとき、趣味の一環で東京で開催されていた小規模のゲームイベントに行ったんです。そこではインディーゲーム製作の方たちがゲームを一生懸命紹介していて。もちろん「とても面白いですよ!」って、それこそ自分が今までやっていた営業と同じようなことをおっしゃるんですけど、そのゲームの説明をするときの様子はまるで製作者自身のことを説明しているかのようで。ゲームを褒められればとても嬉しそうで、自分自身が認められたように喜んでいました。そんな作り手の熱意に触れ、感動し、自分もそういう人になりたいと思ったんです。それがゲーム作りを志すきっかけとなりました。

 

ゲームイベントで話したゲーム製作者の熱い瞳が忘れられないと言います

 

会社に入って実際にゲーム作り

Q. GAGEXのインターンを見つけたきっかけは?

大手のインターン募集サイトでプランナー職を募集しているところをくまなく探しました。ゲームプランナー未経験OKという求人は意外と少ないんです。ですからGAGEXを見つけてすぐに応募しました。

応募の際には履歴書代わりに自分の好きなゲームとそれのどこが面白いかを説明する小論文みたいなものがありました。面接でゲーム制作の知識がないことを伝えたのですが、小論文の言葉が良かったと褒めてくれて。面接の印象が良かったですね。暖かいなと思いました(笑)。

ちなみに書いたゲームというのは、パワプロくんのマイライフというモードについてです。ゲームの中にプロ野球選手の生活を疑似体験するモードがあって、それについてのみで1000字分好きなゲームに対する思いを書いて応募しました。

 

Q. 入社前の不安などは?入ってみたらどう思った?

ものづくりの世界に入る前は、作るのと遊ぶのでは全く違うと思っていました。例えば小説を読むのは好きだけれど、書くのは辛いみたいな。そんなイメージを持っていたので、入社してゲーム制作側になったらゲームを嫌いになってしまうかもしれないな、という小さな不安がありました。でも実際に入ってみたら全くもって杞憂に過ぎませんでした(笑)。確かに作るのと遊ぶのでは違いますが、むしろ作り手側になったことでゲームを遊ぶときにどうしてこんなゲームになったのか、など作り手のことを考えるようになりましたし、視野が広がるようになりました。入社前よりも遊ぶときにゲームをさらに楽しめるようになりました。

また、会社の感じとしては人が落ち着いているなと感じます。スタッフみんながそれぞれの世界を持っていて考え方がとても多様です。お互いが自分の考えを持っていながら尊重しているので余裕が感じられました。今まで経験した職場の中にはやはり競争が激しく、そのような雰囲気が社内に大きく影響するような職場もありました。それに比べるとGAGEXは社内の雰囲気がずいぶん落ち着いているなと感じます。

 

Q. 働いていて大変だったことは?

入社した当初は、本当に何にもかもがわからない状態でした。とにかくゲーム制作に関する知識やプランナーとしての力が自分に足りないと感じました。そのため当初は他の社員の方が話している内容も全く理解できず、自分の考えも相手に正確に伝えられないというジレンマもありました。インターンの先輩方や社員の方と話しているときは僕のレベルに合わせてもらっている感じがあって。だいぶわかりやすく、わかりやすく、と簡単な日本語で説明してくださったんですが自分はそれに対して対話ができていないと思ってしまい、苦しかったです(笑)。

ただ、この問題を解決するには自分が知識を増やしていけばいいだけなんだということに気づきました。会議などで知らない単語が出てきたら都度調べたり、システムに関する本を自分で読んで勉強したり。段々と自分自身も他のスタッフとの理解度の差を詰められるようになりました。今でも日々新しいことが出てきて勉強々々の毎日ですが、経験を積んでいっているのだと思います。

 

業務中の様子

プランナーの仕事とやりがい

Q. 楽しかったことや経験できてよかったことは?

ゲーム内に出てくるマップの企画やイベント演出の制作は実際に目に見える部分なので、成果として実際に出来上がったものを見るととても楽しいなと感じます。入社して1ヶ月ほどで実際にマップの仕様書を企画・作成させていただきましたが、自分が作成した仕様書をデザイナー側に託して、その結果キャラクターが実際に歩くマップとなって出来上がって帰ってきたのをみたときは「自分がものを作っているんだ!」という実感が湧いて興奮しました。

あとはBITSUMMIT 7 SPIRITS(ビットサミットでイベントに出たことですね。実際にお客さんに自分たちの制作したゲームを触っていただきました。自分自身がゲームを作りたいと思うきっかけがまさにそういった製作者とお客さんとのやりとりでしたから! それが実際にその通りになって嬉しかったですよ。自分たちが作ってきたゲームなので、楽しんでもらいたいという純粋な気持ちを持ってゲームを紹介することができました。そのとき、この仕事本当に楽しいなと感じましたし、やってきてよかったなと思いました。

 

Q. プランナーの仕事をして身についたことは?

物事を相手に正確に伝えるためのスキルが身についたと思います。例えば不具合などが起きたときに、それが自分の理解度を超えたものであったり、どうしてそうなってしまったのかわからない状況になったりすることがあります。そんな状況ですが、エンジニアの方々に自分自身で不具合を報告しなければならないときがあります。そういった場合にできるだけ客観的に状況を把握し、エンジニアが必要とする情報などを意識して自分がわかる範囲で伝えるようにしています。そのようなやりとりを通して、自分自身には全てを理解できていない部分もありますが、相手に伝えられますし修正してもらうこともできました。仕事をやっていくうえで大事なのは相手に対して物事を正確に伝えることなのだと実感しました。これは仕様書などの作成においてもそうで、自分の考えをとにかく正確に、そしてわかりやすく伝えることがとても重要なのだと感じています。プランナーのインターンを通してそういった「伝える力」が育ったと思っています。

 

Q. これから挑戦してみたいことは?

今後新しい環境でのゲーム作りに携わる機会が増えていくと思いますが、そこでも今自分がやっている業務内容と同じようなことができるくらいになりたいです。今GAGEXで自分が担当している仕事はゲーム制作においてかなりメインとなる部分を担っています。将来的により規模の大きな環境に行ったとしても同じように仕事ができる、させてもらえるようになりたいです。そのために様々な知識や経験を身に付けていきたいと考えています。

 

Bitsummitで披露したゲーム『忘れないで、おとなになっても。』のフィギュアを持つ佐藤さん

 

プライベートでは色んなことをやってみる!

Q. 普段していることなどを教えてください

休日は1人でゲームを遊んだり、友人たちと集まってゲームをしたりします。あとはキャンプ! 最近はソロキャンプに行ったりします。楽しいですよ。

あとは社会人野球に行ったり町を散歩してみたり。色々出かけて体を動かすことが好きなのかもしれません。マイナースポーツ体験会にいったりもします。常々、新しい体験をしてみようと心がけています。

また、マップの企画時にはイメージを作るのですが、実際に自分でこんな感じかなというイメージイラストを作成しました。学生時代に授業中落書きをしていたのが役に立ったと思います。建物や物質を描くのが好きで、よく描いていたので。また、学生時代に勉強してきた自分の専門分野が役立つ瞬間もありました。本をたくさん読んだりすることもプランナーとして物語を理解する上で非常に重要な経験の一部です。そういった人生の全ての部分が今の仕事で役に立っているのではないかと思うと、自分の経験を仕事に活かせているなと感じます。

 

Q. 大切にしている考えなどは?

「一旦受け入れる」という考え方です。うまくいったときはもちろん結果を受け入れますが、うまくいかなかったときや期待する結果が出なかった場合、なかなか受け入れられないこともありますよね。それは仕事内容のみならず人間関係においてもです。でもそういったときに拒否するのではなく、一旦それを受け入れ、自分の中でよく考えて消化する。自分はこう考えているけど相手はこう考えているんだ、というように一度受け入れてよく考えることで、後々モヤモヤと引きずることなく進んでいけると思っています。

 

 

1日のスケジュール例

11:00 出社

11:30 デイリースクラム

11:35 プランナー業務(マップの企画等)

14:30 昼食・休憩

15:30 プランナー業務(バグの修正確認等)

18:15 1日の業務を振り返り

18:30 退社

 

 

 

マッチョさんの言葉:

佐藤さんインタビューありがとうございました。

プランナーのインターン生として入社時の不安や実際にできるようになったことなどを

お話ししていただきました。

最初は誰もが初心者で、少しずつ色々なことを学んだり、できるようになったり

していくのだなとしみじみ思いました。

今回のインタビュー記事もGAGEXのインターンを希望される方のお役に立てたでしょうか?

GAGEXでは一緒に働いていただけるスタッフの方を募集しております。

ぜひこちらからチェックしてみてくださいね。

それではまた次回のインタビューでお会いしましょう!

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

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デザイナーのマッチョさんです。

好きなものはマッチョとラテン圏の音楽。
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